長い距離の床を張る場合、一列目の通りをしっかり出さないとガタガタになりますね。いろいろ試して、今はこんな方法に落ち着いています。
サネを基準にしない
一列目の床板のサネを基準にすると、若干通りが狂います。サネはあまり当てになりません。
二列目の床の通り墨を出す
二列目の床板の通り墨を出します。サネではなく、床板の墨です。
一列目+303mmの通り墨を出します。(僕は糸を張ってみて、三間ピッチくらいで印をつけて墨を打ちます。)これが基準です。
床板のサネを取り除いた定規を作る
床板の切れ端などで、定規を作っておきます。
床板のサネを取り除いただけですが、これが定規です。
定規を墨に合わせて一列目の床板を固定する
二列目の床板の墨に、サネを取り除いた定規を当てます。
僕は定規の上に乗って定規を仮固定して、一列目をグッと当てて一列目を釘で固定しています。
あくまで一例です。もっと他にも良い方法があるかもしれません。参考になれば幸いです。
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