大工の佐藤さんの応援で「古民家の改修」工事に参加しています。
この古民家、なんと一般の方が購入されたんです。
(わたくし34歳と年齢も同じくらいの方です。)
文化財級の古民家を、自己資金で改修。
新築を建てるのと同じくらいの改修費用が必要になると思います。
僕たちが家を建てようと思ったときに、選択肢の中に「古民家」は無いです。
住宅として今まで100年近くも動じず建っていたのに、ただ古いからという理由で解体され、中古住宅として流通することがほとんどないんです。
「耐震」や「断熱」という、今の時代の住宅の評価基準では「古民家」はなかなか評価されず、扱いにくい代物として、ただ解体行きとなってしまいます。
今回、この古民家を購入されたオーナー様。
一般的には「住むためにはあちこち直して、耐震性も高めて、断熱もしてとなると新築以上にお金がかかるから現実的じゃないよ。」と言われます。
流通量も情報量も少ない「古民家」手に入れるには、欲しいという気持ちを実現してくれる業者さんたちとの巡り合わせが必要なはずです。
今度お会いした時に、いろいろと聞いてみたいと思います。
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