プレカット廻り階段のカット・取付けについてです。(直階段と廻り階段の取り合いについては別にまとめます)
階段の基準が段鼻か蹴込板であっても基本は同じ
廻り側板は下段勝ちが標準
プレカット廻り階段をカットする際の勘所
側板下段が勝つので、側板上段は「側板の厚み分」控えたところが切墨になります
廻り側板の基準は柱芯
柱芯を基準に切墨を出します
今回は段鼻芯なので、段鼻芯=柱芯から壁ツラの位置を出します
プレカットなので、側板に基準を出してくれていますが、稀に間違えています。必ず現場寸法と照らし合わせて確認します
壁ツラから側板の厚み分バックする
廻り側板は下段勝ち。下段は壁ツラでカット、上段は壁ツラから廻り側板分控えてカット。
廻り階段カットの注意点
廻り側板を切る前に、下段と上段の取り合いの「高さ」を確認します
プレカットなので、間違いは無いと思いますが一応確認です。
下段勝ちなので、下段の方が立ち寸法が高くなる。
寸法が合わない場合は…
5mm程度までなら切墨を前後させることで調整する
5mm程度で調整できないなら…プレカット作り直し
おわり
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