マンションのスケルトン工事が進んでおります。
完成してしまえば見ることのできない床下をレポートしています。
乾式二重床工法
マンションのリノベーションでは多くの場合「乾式二重床工法」が使われています。
配線・配管スペースを床下に取るため、また遮音のため床上げをします。
床下にスペースが取れる
乾式二重床工法は、床下にスペースを確保しやすいのがメリットです。
マンションでは各階の天井高に限りがあります。
床下配管のためにとはいえ、あまり床を上げすぎると天井高が低くなりすぎて圧迫感が出ます。
乾式二重床工法では、丈夫な床パネルで構成されているので、床を持たせるために太い材料を使う必要がありません。
なるべく床を低く抑えつつ、配管スペースを確保することができます。
配管スペースがとれれば、ある程度自由な水周りプランを設計することができます。
施工性も良い
実際に施工してみます。
パネルと支持脚だけで構成されるのでシンプルです。
今回は断熱材も合わせて施工してます。
(断熱材を付けると体感的にだいぶん違うと口コミも上々らしいです。)
断熱材は別パーツとなっているので、一枚一枚裏に貼り合わせます。
ボンドを付けて、固まるまでの間に落ちてこないように「傘釘」を使いました。
もともとはトタンを張るためのものです。
脚をセットしてビスで固定します。
ひっくり返して、前の板と脚の位置を合わせて固定します。
その後、レーザーでレベル(水平)を見ながら脚をドライバーで回して高さ調整します。
最後に専用のボンドを脚に流し込み固まったら完成です。
このレベル調整のしやすさも万協フロアーの魅力です。
まとめ
マンションは床が大事です。
どんな工法にするかによって、住み心地やその後のメンテナンスに影響してきます。
見えない部分ですが、どういう工法を採用しているかは知っておいて損はないはず。
二重床工法は万協フロアーという商品が良く使われています。
今やマンションリノベーションの主流になっている万協フロア。
それだけ施工性も性能もいいからですね。
良い製品で性能の高いリノベーションを!
以上、 マンションのリノベーションのポイント!乾式二重床「万協フロアー」でした!
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