墨壺
これは古代の大発明です。
糸に、墨を含ませて引っ張って弾けば
直線が引ける。
その装置の現代版が
スーパー墨壺です。
色々使いましたが
このタジマのV8ってのを愛用してます。
墨壺を使うといろいろ便利
墨壺は
定規を使わず
長い距離の
直線か引けるものです。
例えば、床の張り出しの位置を決めたいとか、
天井下地の高さを
いっきに印したいとか
いろいろ使えます。
簡単に直線が出せるので
造る精度が上がります。
墨壺の仕組み
墨壺は
・カルコ(糸をくくりつけた針)
・糸
・池(墨をためるところ)
・糸
・池(墨をためるところ)
の3つがセットになってます。
スーパー墨壺は、糸が「自動巻」になってます。
これがすごく便利
墨を打ち方
まず印に針を刺します。
ただ印に針を刺すんではありません。
針を刺す場合のポイント
針に二、三回糸を巻きつけて
針の太さ分ずらして針を刺す。
ここがポイントです
これで印ピッタリに糸が来ます。
あとは糸を引っ張って
反対側の印に合わせて
糸を弾くだけです。
直線が引けました。
簡単
墨壺を使う際の注意点
針が飛んでくる
カルコの針の刺し方が甘いと
糸を引っ張った時に抜けて
こっちに向かって飛んで来ます。
それもすごいスピードで。
目に刺ささるのが一番怖いので
ゴーグルを着用した方がいいです。
(やや頻繁に飛んで来ます)
墨まみれになる
池にはスポンジが入っていて
そこへ、墨汁を染み込ませます。
墨汁の量が多いと使用中に漏れて
手だけじゃなく
顔、服まで真っ黒に・・・
洗濯してもとれません。
墨の量の目安
池のスポンジを押した時に
「ジュッ、ジュッ」と
墨が少し滲み出てくるくらいがベストです。
池のスポンジを押した時に
「ジュッ、ジュッ」と
墨が少し滲み出てくるくらいがベストです。
墨壺は必須品
天井を張ったり
床を張ったりするときには
最初の基準がとても大事です。
墨壺を使って
真っ直ぐな基準線を引いて
床板や天井パネルを張り始めれば
とても綺麗に仕上がるし
工事自体も楽になるので
道具箱に1つ忍ばせておくと
大変便利ですね。
以上
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