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リフォーム見積もりの値引き。お得感の裏に潜む影。

リフォーム

売る方は値引きしたくないけれど
買う方は値引きしてほしい。

モノを買うには「お得感」があると嬉しいものです。

リフォームでも、値引きはあります。

でも、リフォームの値引きというのはショッピングのセールのような値引きとは状況が違います。

それは「完成品」を販売するのと違って、リフォームはこれからつくる予定のもの「未完成品」を値引きしているからです。

完成品の値引き

完成品として考えれるのは車だったり、衣服だったり、新築住宅なんかも完成品です。
もう出来上がっているので、どれだけ値引きしてもモノ自体は同じモノです。
なので、セールなどで手に入れるとお得なのは間違いないです。

未完成品の値引き

完成品に対して
リフォームはこれからつくるモノを図面やイメージパースなどに表して「それを実現するためには、いくらいくらかかります。」と約束したうえで契約します。
この時点で「値引き」すなら値引きするわけですが、注意したいのが「値引き」した分の調整はできる。ということなんです。

まだ完成してないわけですから、値引きした分をどこかで帳尻を合わせることができます。

では、どうやって帳尻を合わせるのでしょうか??

下請け業者をたたく

僕の知ってる限りでは日常的に行われていました。


「そこをなんとか!」と値引きを迫ります。
例えばキッチンなどの設備メーカーさんに。
他には施行業者さん、などなど。
工事に関わる業者さんみんなに値引き要求をすれば、利益は増えます。

やはり下請けとしては立場が弱いので、きついのは承知でも値引きに対応するしかないことが多いです。

材料費を削る

仕上げ材は見えるので、勝手にランクを落とすと約束を破ることになります。
しかし、目に見えない下地材、釘やビスの種類、建材関係は落とすことができます。


契約時にビスの種類、下地材の種類のように、そこまで細かく全てを取り決めることはできないからです。

たたかれた業者さん達は?

例えば大工工事の金額をたたかれたとします。
費用的には5日と見込んでたものを値引きされ、3日分にしかならないとしたら…
手間を省いて省いて3日で終わるようにするしかありません。
作業の工程を減らす
材料の本数を減らす
手間を減らすためにできることをします。

職人として、どんなにしっかりとした仕事をしたくとも赤字になってまではできません。

お得感の裏に

こうして、リフォーム契約時の値引きはトップダウンし末端のつくり手にシワ寄せが来てしまい、その分品質も下がります。
結局のところ、お客様が「損」をする結果になってしまうことがあります。

信頼がポイント

不必要な手間を省き無駄をそぎ落とす努力をするという「コストダウン」は悪いことではないです。

しかし、通常ならば必要な手間まで省かないといけないというのは、良くないですね。

お客様からすると建築は分からないことだらけです。
そんな建築を任せるので、金額だけでなく、担当者がどれだけ信頼できるかがポイントになってきます。

まとめ

お得感を演出するために、表面的に値引きをし、その影で業者さんをたたいていると、その業者さんの方も「また、たたかれるから…」ともともとの価格を高く提出することになります。
また、値引きを大きく演出するために必要以上に金額を上乗されていたりもします。

これではダブルで金額が高くなります。

それに加えてその金額を、お客様によって値引きする・しないとしていては非常に不公平です。

常に公平で誠実な態度でお客様にご提案する。
業者さんとも日頃からちゃんと付き合っている。
そんな地味ですか当たり前のことが、リフォーム業者には必要だと思います。

以上
リフォーム見積もりの値引き。お得感の裏に潜む影。でした!

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